大橋裕之の商業デビュー作や描き下ろし収録の「ゾッキC」発売、佐久間宣行が推薦
大橋裕之「ゾッキC」が、本日3月5日に発売された。
「ゾッキC」は2017年に刊行された初期作品集「ゾッキA」「ゾッキB」に続き、さまざまな媒体に掲載された作品を集めた一冊。商業誌デビュー作である「世界最古の電子楽器 静子」、元引きこもりの警備員と、彼に万引きが見つかったことで言うことを聞かざるを得なくなった人々を描く「スーパーロンリー相田くん」、郊外のホームセンターを舞台に男女の思いが交錯する「シーン 1」に加え、描き下ろしの「傘」を含む14作品が収録されている。巻末には大橋の作品にも多く携わった編集者・ライターの九龍ジョーが解説文を寄稿。帯にはテレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが「世界が嫌いになりそうな時に、この本を読み返します」とコメントを寄せた。なお「ゾッキA」「ゾッキB」を原作とした実写映画「ゾッキ」が、3月20日より愛知県蒲郡市、3月26日より愛知県で先行上映されたのち、4月2日に全国公開される。
「ゾッキC」の発売を記念し、3月15日、16日には東京・阿佐ヶ谷のVOIDにて展示・販売イベント「大橋裕之 POP UP SHOP」を開催。単行本の販売や原稿の展示のほか、両日とも15時から19時まで、似顔絵付きの単行本販売イベントも実施。オンラインでの参加も可能となっている。さらに3月5日から4月10日にかけて東京・HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEで原画展が行われるほか、東京・代官山の蔦屋書店でも原画展の開催が予定されている。
大橋裕之 POP UP SHOP
日程:2021年3月15日(月)、16日(火)
営業時間:13:00~19:00 ※両日15:00~19:00に「似顔絵付き単行本販売イベント(オンライン可)」開催予定
会場:東京都 VOID
入場料:無料